現地校に通わせて驚いたこと、数えきれないほど沢山ありました。
とにかく最初に戸惑ったのは教科書がないこと。ターム毎にカリキュラムが配られ、毎週授業のレポートが送られてきていましたが英語と算数以外の教材を持って帰ってくるのはタームの最後の日だけで、日本の教育しか知らなかった私にはかなり衝撃的でした。
単語の意味だけでも書き込んであげたかったので週に1回家に持ち帰れるように交渉したのですが、一度家に持って帰ったら失くすか、持ってくるのを忘れるというのが常識な様で
結局実現できませんでした。
テストも予告なく不定期に行われていた様で、タームの終わりに結果を知るという感じでした。
教材を貼るノートは日本の様にデザインされた学習ノートはなく、無地に近いノートを年度の初めに大量に購入し、市販の物や包装紙等で作ったノートカバーをつけていました。
娘の学校の場合、英語の授業の教材は先生が選んだ教師用のオンラインサイトの教材をプリントしたものをノートに貼ったものと、副教材はリーディングのワークブック。
算数はオンラインサイトで解いていくので1タームで使うノートは数ページ。
理科も社会も先生が選んだプリントをノートに貼ったオリジナル教材。
中国語もプリントのみ。
1学年が終わるまである意味不安はつきませんでした。
親の心配もよそに子供の順応力は大人の想像をはるかに超えていて、完璧にわからないながらもそれなりに授業を受け理解していっていたので、年齢が低ければ低いほど吸収も早いのだと感じました。